2012年2月27日月曜日

アマチュアアーティストが増えたらいいと思う。



美術の大学に通っていたぼくなのですが、入学してすぐのガイダンスで大学の先生に言われていまでの忘れられない言葉があります。

「この中で1割でも作家になってくれたら万々歳です。」

あー。つまりそういう厳しい世界なんだな、と思ったんです。
でも、残りの9割の人は大学を卒業したら筆を置いてしまうなんて勿体ないじゃないですか。なので、本気じゃなくてもアートすればいいと思うんですよ。

ぼくみたいな就職している人でも創作活動ができる国の方が幸せな国だと思うんです。
皆が創造的なことを楽しんでいる国。夢のようです。

でも、そうはいっても現実はなかなかそんな時間はないわけです。
とくに取材が大変。
色んなところに出向いてみたり、常にスケッチブックを持ち歩いたり、なかなか厳しい。

絵の上手い人ってのは、神の啓示でもって突然常人には描けないような絵を一気に描き上げてしまうようなイメージがありますが、本当は上手な絵を描く人ほど取材に時間を使ってるんですよね。解っているんです。

なので、最近のデジカメの性能の高さは活用しない手はないと思うんです。いくら写真じゃ本質は描ききれない、といってもです。

描けないよりは描けた方がいい。
そしてiPhone4Sのカメラがイイ。

ケータイとデジカメと、2つ持ち歩かなくてもいいのがイイ。
というわけで、皆バシバシ写真を撮って絵を描いて欲しいなあー、なんて思う。

仕事終わったあと、
お酒飲んでぼーっとテレビ見て寝た日と
ちょっとでも時間つくって創作活動して寝た日とでは達成感が違います。


でも、ワタミの女性社員が自殺なんて聞くと世の中そんな余裕がある業種ばかりでもないのでしょうかね…なんとかならんもんですかねー。

なんていつも考えています。

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