2012年2月1日水曜日

保育士さんの給料が安すぎないかと思う

2歳6ヶ月の息子が描いた絵。
「これ何?」と聞いたところ「とりさん」と答えた。
それなりに鳥に見える。
息子はどんどん成長している。

ぼくは地方のしがないサラリーマンなので、奥さんにも働いてもらわないとちょっと食っていけない。多分、凄く切り詰めたらぼく1人でもやっていけると思うんだけど、奥さんも働きたい人なので現状2馬力。

息子は1歳の誕生日の前の月から保育園に預けられる生活を送っています。

1日の起きている時間の半分強くらいを親以外の人と過ごしている我が子ですがすくすくと育っているのは、保育士さん方のおかげ。「子どもと遊ぶことが仕事なんでしょ?」なんて世間で言われることがある保育士さんですが、「とりさん」と言いながら描いたスクリブルがそれなりに鳥に見えるようになってるのは、遊んでるだけじゃないってことです。


保育園は、女性が社会に進出しだしたのでやむを得ず。ってのがスタートだったらしい。

日本が農業の国だった頃は、田んぼが細切れだと稲作の効率が悪いので大家族が推奨されたとかなんとかで、その頃は家族で子どもを育てられてたってのもあったんでしょう。

悪いところをほじくり返して「アレがイカン」「これが悪い」なんて言うのも人生つまらない。
農業の国じゃなくなって、女性が社会進出できるようになったおかげでぼくらは自由に恋愛と仕事を選べるようになったんじゃないかと思うんですよね。

そんな今の日本であっても、結婚して家族をつくっていけるのは保育士さんのおかげと言っても過言じゃない。

なのに保育士さんの給料は、ぼくの知る限り月13万から良くて15万円くらいが相場だっていうそう。これはなんとかならないだろうか。しかも今話題になっている幼保一元化の「こども園」。

これは良く聞いてると「幼稚園教諭に保育士の仕事を上乗せしてやらせて、保育士は間引きましょう。」という側面が見え隠れしているところが怖い。どう考えても待機児童が増えるか、1人の幼稚園教諭なり保育士が見る子どもの数が増えるかのどっちかです。

消費税が10%になっても、こういうところが良くなってくれれば何ら文句内んだけどなー。

多分、介護福祉の現場でも同じようなことが起きてるんでしょう。まだぼくの生活に密接に関係してないから見えてこないだけで、安心して歳をとっていけるのか、これも結構怖い。

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