2012年2月6日月曜日

ダイハツのミラ・イースに未来を感じたりした

あんまり車に興味がないもんで恐縮なんですが、先日奥さんと車に乗ってて信号待ちでとなりにとまった車みて「あれ何だっけ?」という話になったのがミラ・イースでした。

公式サイト

この車、大きな魅力は燃費が30km/lで80万円の低価格というものらしい。
ほっほー!

で、なんでこんなに燃費がいいのかって言うと、車の軽量化のおかげなのだとか。
なんだかミニ四駆みたいだな!

軽量化する為には部品を減らす必要があるだろうし、部品が少なければ低コストですむのだろうということで値段も安いのかもしれない。


ただ、毎朝晩国道を通勤しているぼくとしては、そんな軽い車だったら横からいかれたら大事故になりかねないなー、とも思った。

いくらこちらが安全運転していても、いつ事故に巻き込まれるかわからない。
ぼくは今まで自分から突っ込んだことはないんですが、突っ込まれて車を修理に出したことは何度かあるんです。そりゃもう「事故ってこんなに巻き込まれるものなのか」と思い知らされるくらい。

というわけでミラ・イースみたいな車が本当に皆に愛されるためには、安心して車に乗れる世の中にならないといけないような気が個人的にはするのです。

で思い出したのですが、2009年にグラフィックデザイナーの原研哉さんが「JAPAN CAR展」てのを行なってたんです。観に行ったわけではないのですが、ラジオ番組でインタビューを受けてて、その内容がとても印象的だったんですね。

この展覧会は、少し未来の日本の車を考えるってものだったのですが、ガソリンの車は人間が制御して「運転」する乗り物なのですが、電気の車は少しニュアンスが違って純然たる「移動」なのだそうです。

電気による移動ってのはすごく効率的に行なわれることで、電話やメールのデータ送受信のように人間を移動するシステムになっていくんではないか、みたいな話だったんです。

車の運転が基本的に面倒なぼくは「すごくいいな!」って思ったんですよね。
で、そうなれば部品が少なくて軽いミラ・イースなんてのは価値ある車になるんじゃないかと思うわけなんですよ。

「運転」したい!って人のための車は、iPod全盛期の今の時代のレコードのように消費されてくんじゃないかな?

とにかく、片道1時間車を運転して通勤している身としては、なんだかとってもうきうきするお話でしたとさ。

このラジオ番組の記録が残ってたのでリンク貼っとく。

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