2012年2月19日日曜日

アートの裾野を広げると逆に品位が下がるのか?

ここ最近、アートが美術館を飛び出すイベントが多くなったと思うのです。
屋外であったりとか、本来アートを展示するための場所じゃないところにアートを展示してみたり。

これには「アート愛好家の裾野を広げる」メリットと「アートの品位をさげる」デメリットがあると議論になります。色んな文献や意見に触れてると、どっちも大事なことを言ってるように思えてくる。

なのでぼくみたいな中途半端にアートに関わる日曜画家はどっちも大事なことなのでそれぞれでそれぞれの道を追求していって欲しいなあーと思うわけです。

「芸術関係の授業時間をどんどん減らしていった代わりに皆がそこそこの就職ができる」って教育の環境をつくった日本は、ちょっと他の国に比べるとアートに無頓着です。どんどん親しみやすいアートが増えて欲しい。

でも、世界に誇れるようなアーティストも沢山出てきて欲しい。先日発表になってた芸術家長者番付でもトップ10入りは日本人は村上隆さんだけだったし。そのためには、この際アートに無関心な人には受け入れられないような尖った活動も大事なようにも思うし。

ぼくはどちらの活動も傍観しながら楽しみたいなあーと思っています。贅沢でごめんなさい。

最後に最近面白かったアートのリンクを貼っとく。
見る人が感覚的に関われるアートが自分的には興味関心が高いのかもしれない。自分ができないからかな。



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