子どもの頃からマンガ好きで「漫画家になりたい!」とか思っちゃったことが今の仕事の根っこになってるくらいのぼくなのでいまだにマンガを買ってるわけなんです。
でも、大人になってからマンガに対する接し方がちょっと変わりまして、
本屋さんで手に取って、
うきうきしながら買って帰って、
お気に入りの時間と場所で、
どっぷり世界に浸かって読んで、
ちょっとの間余韻に浸る
という行程のためにマンガを買ってるなあ、という感じなんです。
そうなると気づいてしまうんですよね。
読み終わった本は本棚に置いとかなくてもいいじゃん。ってことに。
そんなわけで「他の人にも読んでもらうんだよー」とガッツリ売りまくっているのですが、完結してるのにも関わらずどうしても売りに出せない本たちがあるんですよ。
で、そんな本たちだけを納めた本棚を見ると、なんだか本棚のそのコーナーが「おれ博物館」みたいなオーラをまとってきました。
そんな博物館の作品をレコメンドします。
「っポイ!」
20年近くかけて中3の夏から中学校卒業までを描いてる中学生日記。
この作品に出会ったとき自分も中3だったため、思い出がリンクしてエラいことになっています。
「魔法陣グルグル」
ぼく、始めて自分の小遣いで買ったマンガが「ドラクエ4コママンガ劇場」なんですよね。そこで、ドラクエの世界観をぶっ壊すギャグマンガを描いてたのが この作家さんです。衝撃でした。スピンオフ作品のキタキタもこの歳になっても買ってます。
「悠久の風伝説」
ドラクエでRPGオモシレー!ってなったおっぺ少年が、友達の家で衝撃を受けたのがファイナルファンタジーⅢですよ。ファイナルファンタジーって戦ってるシーンがアニメーションとして見られるわけですもんね。で、そのマンガ版ということで買わなかったわけがない。
「精霊使い」
現実世界でのダメ男が、異世界では英雄になるっていう王道のストーリーなんですが絵がもの凄く上品で好きでした。完結してないんですよね?いつか何かの拍子に続きがでないかしら。
「羊くんスクランブル」
コミッカーズだったかな?で紹介されてた「パナ・インサの冒険」というこの作家さんの連載マンガのカットを見て、あまりの色のキレイさにビビったわけなんです。ストーリーもアラビアンなファンタジーで独創的だったので大好きだったんですが、続きが出ませんね。そっちは売っちゃったんですが、この方の一冊で完結しているこっちの方はなぜか売れずにいます。アラサー男子が持っとくには実に恥ずかしい一冊。
「スペースアルプス伝説」
キャプテンっていう雑誌で連載してたはず。神秘の世界エルハザードなんかと一緒に。
マッチョの使い方がこんなに面白いギャグマンガはなかなかないのではないだろうか。ぼくら世代はマッチョ出しとけばとりあえず面白かった世代。ドラえもんもマリオもアンパンマンも皆マッチョに描きたかった世代。そんな世代だから大好きなマンガ。
「ディスコミュニケーション」
1ページの書き込み量がハンパ無くて衝撃を受けたマンガ。8巻までのふしぎだけど続きが気になる独特な世界観がたまらなかった。途中から変態マンガになったけど、終盤の主人公とヒロインだけの2人だけの世界感も「ああ、恋愛ってこういうもんだよな、結局」と妙になっとくしたりした。
「電撃ドクターモアイくん」
鋼の錬金術師とかを世に送り出してる少年ガンガンで昔やってたまんが。主人公は小学生なのに天才ドクターでホモって、いまそんなのガンガンでやってるのかしら。北斗の拳とかバスタードっぽいシーンがチラホラあったりするのも面白い。あと多分、Macで描かれてますよね?表紙。多分、だけど。
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