2012年2月21日火曜日

あの頃の違和感がちょっとすっきりしたような

でも、それだけじゃあ終わらないお話。

今日、佐々木俊尚さんのツイートをぼんやり追いかけてたらこちらのブログが紹介されていたのです。

ホリエモンが逮捕されたライブドア事件の頃の、IT関連企業に対するメディアの批判について、2012年になった今の日本の経済から見てあれは正しかったのか?と振り返ってるわけなんです。

この記事でも触れられているのですが、当時IT関連の仕事というのは、なんだか「身体を動かして形あるものを生み出すわけではないので邪道だ」みたいな批判を色んな報道番組でコメンテーターの皆さんがおっしゃってて「ネットって胡散臭いのかな?」とか考えたんですよね。

確かにいわゆる産業的なしんどさは無いような印象はあるのですが、その代わりにこんな複雑なITの世界に精通して、そこからお金に換わるようなシステムを生み出してるわけなんだから、それはそれで「努力」なんじゃないのかなー?なんて思ってみてたんです。でも、こんなにメディアで叩かれてるってことは、そう考えるのは自分の考えが浅はかだからなのかなー?とか思ってみたり。


ライブドア事件の頃、何となく日本の経済はちょっと上向きと言われていて、バブルがはじける前のロジックがまた使えるのかもねー?とか言おうとしてた頃だったと思います。

それがまんまとリーマンショックで元の不景気に戻り、それから震災が起きてどうやらマスコミはなんか怪しいって雰囲気が出てきて、日本でもスマートフォンがどんどん流行って、同時にTwitterやFacebookで世界の政治が動くようになった現在、今年の頭にパナソニックがエラいことになったり、日本の経済成長率がヒドいことになってたりしていくのを見るにつれ「やっぱITてすごいんじゃない?」って印象が強くなってるのは間違いないと思う。

6年ほど前に「悪」だと散々言われていたことがそんなに悪でもなくなっている。
10年とか20年というスパンではなく、たったの6年てのが怖い。

これから食いっぱぐれることなく生きていくためには、今までの価値観とは違うものの見方が必要かもしれない。すごく将来を見越しての対策が立てにくい世の中だなー、と思う。

しっかり視野を広げて、アンテナ高くして、頑張っていきたいもんです。

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