2012年2月5日日曜日

ウェブは馬鹿と暇人のものなのか?

以前「ウェブは馬鹿と暇人のもの」という本を読んだことがあるんです。

今改めて調べたら、3年前くらいの本です。
著者の中川淳一郎さんという方はニュースサイトの編集者さんなのですが、そんな職場からみたネットの現状を書かれている。

ウェブはそんな劇的に人生変えないし、毒になることはあっても薬にはならないので、ウェブとの距離を上手にとりましょう。ウェブに一生懸命情報発信しても、大半の人にはそんなに人生にとって物質的にも精神的にも利益はないですよ。むしろ時間の無駄遣いですよ。という感じに個人的には受け取れて「なるほどなー!実生活しっかり充実させないとな!!」と思った本です。

が、それ以降スマートフォンがもの凄く普及してきて、Twitterでギリシアを始め色んな国で革命が起きたり、Facebookがもの凄く話題になったりで、ちょっとだけ様子が変わってきたように思ったりしたわけです。

ぼくら世代は、もう多分経済的な富裕層にはなれない。

だから心の富裕層になるしかないんです。ソーシャルメディアを始めて、縁が切れていた高校・大学時代の友達と交流する機会ができたり、今まで知らなかった知識を共有したりとか、そういう「人生充実してる」感で幸せになっていくことができたらなー。なんて思うわけです。

そんな幸せのために、ちょっとウェブのサービスが活用できたらなと思う毎日です。

日々思ってることを、普段なかなか会えない人たちと共有して共感して、たまに何か新たな発見があって、で自分の実生活に彩りがでたらな。みたいな感じ。心に得るもので満たされて、物質的な欲が上手くコントロールできたら最高なんだけどな。あんまり物欲なくなりすぎても経済が良くならないけど。

まあ、「ウェブは馬鹿と暇人のもの」という本も、かなり軽快な語り口調で書かれた本なんで半分くらいはギャグというか、軽く読んでねって感じの本なんだろうと思うので、痛烈に批判するわけではないです。今、改めて読んでも発見が沢山あるし。いい本。

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