2012年2月14日火曜日

Parallels Desktop 7 for Macというのを試す


ぼくの目の前で繰り広げられる、Macの画面でWindowsのスタートメニューが開く瞬間。

まずはぼくの歴史をさかのぼります。

大学生になった頃、友達の1人にもの凄くパソコンに詳しい人がいました。
彼のお父さんはデザイナーをされていて、彼の家にはMacintoshがありました。
ぼくはその頃Appleにさっぱり詳しくなかったので、それがどれだったのかは今となってはよくはわかりませんでしたが、確か99年くらいだったはずです。

ぼくはといえば、その頃家にインターネットの環境なんてなく、パソコンもよく解らない謎の物体だったので、彼の発するパソコンの情報は神の啓示に近いもので、そんな彼が言った「Macは一般向けじゃない変なパソコンだ」という言葉がIT界の真理としてぼくに刻み込まれていたのでした。

入学した大学が全員Windows98を購入する大学だったこともあり、ぼくはそれからWindowsでパソコンの経験を積んでいくことになります。Macは同じ大学のデザインのコースに行くとたくさん並んでいてデザインのコースじゃないぼくは「なんだかカッコいいけど使う人を選ぶ高価なマシン」というイメージのままでした。

その後ちょっとしてiPodがブームになります。
皆iPodiPod言い出しました。

猫も杓子もiPodです。

流行ものが好きなぼくも早速購入。Macが気になりだします。

でも、その頃すでに大学を卒業していたぼくは、職場環境が皆WindowsだったのでそのままWindowsを使っていくことになります。まあ仕方なし。Macはデザイン関係の仕事をする人のための機械だと。


がしかし、あるときMacにブートキャンプというのがあることを知ります。
ブートキャンプはWindowsの今までの資産をそっくりそのまま持ったままMacに移行できるという優れもの。キーボードの配列など細かな部分でストレスはあるけど、WindowsもMacも使えて便利だね。ってスンポーです。

それが今使ってるMacBook購入のきっかけとなるわけなんですね。

というぼくみたいな経歴の人は多いはず。
だがしかし、Macを使ってる時にWindowsのアプリケーションに用がある、なんて時ものすごく面倒くさいんですよ。あー、MacシャットダウンせずにWindows使いたいなー。とか、iPhotoの写真をWindowsのPhotoshopで開きたいなー、とか、そういう時です。
iPhoneも持ってるし家ではMacがいいんだけど、職場に言ったら右も左もWindowsなんだよねー、とかそういう人のことですよ。


そんなわけで今回こちらの仮想化ソフトを検討することにいたしました。
14日間のトライアル版をダウンロードです。

 インストールはもっすご簡単でした。

DockからいつでもWindowsのアプリケーションが立ち上げられます。便利。


 WindowsのPhotoshopがMacの画面で動いています。これでiPhotoの写真も開けます。幸せ。


まだちょっとしか使っていませんが、仕事でよく使うWordも問題なく使えます。
こりゃ幸せ。Mac版のPhotoshopとOfficeを買わないと精神衛生上よくないかもなー、と悩んでいた矢先のぼくに差し伸べられた救世主となりそうです。

今回浮いたお金で何を買うか、今から楽しみですわい。

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