2012年2月18日土曜日

単身女性の32%が貧困らしく、高校生の40%が家での勉強時間が30分以下らしい。

国立社会保障・人口問題研究所てとこで調査したらしいのですが、どうやらそうらしい。ちなみに男性は25%が貧困。
TBSラジオのDigとかで聞いたのですが、このことについて研究されている阿部彩さんというかたのお話では、日本は先進国の中ではアメリカに次いでダントツに貧困な国なんだそうです。

おいおい「格差社会とかいろいろいわれながらそれでも日本は世界的に見れば豊かな方だ」てのは情報操作か?と思った次第です。

http://www.47news.jp/CN/201202/CN2012020801000755.html

そういえば、世界幸福度ランキングでもOECDの幸福度指標でも日本の幸福感てあんまり高くなくって、経済的に発展した先進国なのになぜ!?みたいなことはずっと報じられていました。
これはいよいよ日本が貧困な国だったってのが明るみになってきたのかと感じるわけです。

なんかなー、どうしたもんかなー。

ぼくはといえば、まあそこそこの収入で、シトロエンやアルファロメオに乗りたいなんて欲求も持ち合わせず、毎月ちょっとずつの貯金をしながら少ないながらの小遣いで、でも10代の頃からとそんなに変わらない出費なので困らず、10代の頃とちょっと違うといえば1000円から2000円くらいのデイリーワインを月に何回か嗜む程度で幸せを感じるという小市民っぷりでいいんですが(これはこれで「若者に消費欲求がないので経済が発展しない」とか叩かれるのですが)、息子が大きくなるころにはいったいどんな国になってるんだろうかと思うと心配であったりするのです。


ちょっと古いデータなのですが、ベネッセが行なった子どもの生活時間の調査があるんです。

これによると、高校生の勉強時間、ほとんどしないが24.3%、およそ30分が15.2%なんですよね。これだけのデータで結びつけるのは安直かとも思うんですが、勉強しない高校生が貧困層の予備軍になってはいないかと心配なんです。

高度経済成長の時代なら「健康な身体」があれば食いっぱぐれることはなかったかも知れませんが、今の情報社会では「豊富な知識から必要なパーツをチョイスして新しいものを創造する」なんて高度な芸当がどんな業種でも必要とされてる。
しかもその求められるクオリティは年々上昇しているわけでオオゴトなわけです。

で、この「豊富な知識」の基礎の部分は学校の勉強にきっとあると思うんですよ(アインシュタインやダヴィンチやスティーブジョブズみたいな天才は規格外でしょうけど)


ちなみに貧困貧困!と騒いでいますが。つつましくも人生幸せです〜ならそれでいいと思うんです。でも、「お金があればこんなこともできたのに」とか「お金があればあの大学にいけたのに」なんてのが辛い。


そんなこんなで、自分の選択肢を増やせるように、どうにか子どもにはせめて興味のあることは夢中で勉強できる習慣を身につけさせてやりたいなー。と思う。

2 件のコメント:

  1. どうもね、身の丈に合わない生活をしているアタシですが、うふふ。
    消費だけの事を考えると車は持たず、家も買わずが結果としては安くつくという調査結果もあるのですが、それはそれで趣味の問題なのかしらんと思う次第。
    思い出した言葉は「貧すれば鈍する」… 負のデフレスパイラルですね。
    そして、もう一つ思い出すのは、我が心の師の言葉。
    遣えるお金がありません、といったら、「なんとか捻出しんさい。遣ったら入ってくるけえ、ウンコせんかったら食べれんじゃろ?」というものです。
    遣った分だけ稼ぐのはユダヤ的やり方(成功法)とも。

    そんな事を考えながら緩やかな浪費ライフを楽しむアタシなのでした。。。

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  2. 同僚と暗い話をしたら暗いことを書いてしまいました。ぼくも最近身の丈に合わない生活を続けている気がします。最近物欲がとまりません。「経済に貢献しているんだ」とか思いながら自分を一生懸命ごまかしています。

    「なんとか捻出しなさい」というのはいい言葉ですねえ〜。
    欲しいものを手に入れるために、どこかを絞って、いっときはしんどいかもしれないけど本当に欲しいものを手に入れた時に心が満たされるというわけですね。

    あんまり金持ちにならなくてもいいので、そこそこ幸せに生きていきたい気分です。

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