愚痴でもなんでもなく、客観的に見てて感じるばーちゃんの印象のお話です。
90歳になるばーちゃんは最近足が動かしづらくなってきました。
若干のボケも感じられるようになってきました。
そんなばーちゃんの一日の生活は、
朝起きて
朝ご飯食べて
テレビ見て
昼ご飯食べて
テレビ見て
昼寝して
テレビ見て
晩ご飯食べて
テレビ見て
風呂入って寝る
そんな毎日の繰り返しなのだそうです。
戦争を体験して
どん底の日本から這い上がってきた
そんな立派な人の人生の晩年の日々が、テレビの前でぼーっと過ごすだけって言うのはなんだか
いらんお世話とは思いながらも寂しいものがあるように思うんです。
茶道と華道の師範をしていた経験から
「花でも生けてみたら?」とすすめてみても、なんだかんだ言ってやろうとしない。
きっと「若い頃のようにできない自分」を見たくないんだろうな、という印象。
気位の高い人なんです。
ひょっとしたら、若い頃そんなに長生きする予定はなかったのかもしれない
というか、老後のことなんて想像する余裕がなかったのかもしれない。
これまで生きてきた時間は、人生の後輩として敬わなければならないものですが
自分がじーちゃんになっても活き活きと生きていくためには、今何が必要なのか
いろいろと考えされられたりするわけです。
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