2014年8月31日日曜日

キッズデザイン賞の記事で見慣れた車に出会った

http://www.mazda.com/jp/publicity/release/2014/201408/140804a.html
キッズデザイン賞って、大人だけでなく子どもにとっても良いデザインってのを考えさせてくれるところが面白いところで、「世の中のカッコいいものたちは、デートしているカップルにとってカッコいいものだけじゃないんだぜ!」ってことを思い出させてくれるところがなんとも良いでのす。
 結婚しても、パパになってもハイセンスなものに触れたいって欲求を満たしてくれます。

そんなデザインで賞に選ばれる車に乗ってるのってなんかイイ。
良い買い物したなって気がします。

 が、じゃあぼくも乗ってるCX-5が子どもに優しいかっていうとそんなことはない気がしますね。
「子どもが2人になって大きい車がいるね。」って動機で買った人が1年ちょい乗っての感想ですが(ちなみにぼくはこの車大好きです、と断った上での書き込みです)、やっぱファミリーが移動するって目的としての使いやすさは、ワゴンには勝てないんですよね。

SUVって(SUVで括っちゃいましたが、エクストレルやヴェゼルを試したかっていうと、そうではないのですが。) 後部座席はリクライニングしないし「とりあえず座れます」レベル。  5歳児も抱っこしてやらないと自分で乗れないどころかドアも満足に開けられない。 荷物も一カ所からポイポイッと出し入れできるわけでもない。 当然そんなに車内も広くないので、子どもはじっとしてなければならない。

 これは地方の車がライフラインになってる都市で暮らす者にはやっぱり便利ではないのです。 というわけで、地元で同じ車とすれ違っても、乗っているのは車好きっぽい年配男性か、若い女の子が多くて、家族で乗ってるってのはあんまり見ない。 ぼくの周りのイクメン世代はほとんどやっぱワゴンに乗ってます。

雑誌で「SUVに乗ってるとモテる!」系の記事を見ても「こりゃ都会の話だべ」ってかんじがします。ぼくらの周りでのモテ車は「大人数を載せて遊びに行ける車」です。そんな話の本もありますね。 

と、散々卑下しといての話なのですが、運転席・助手席の乗り心地はハンパないんです、CX-5。

車の性能に付いてさっぱり詳しくはありませんが、タイヤが大きいお陰で乗ってる間の地面の影響の少なさ。そして自慢のスカイアクティブなエンジン。この加速感たるや。スムーズな走り出したるや。もう揺れる車には戻れない中毒性があります。

 ぼくもこれまで「車は人と荷物が移動できればそれで良い」「高い性能の為に大枚をはたくのはナンセンスだ!」「スピードが出たって日本の道路じゃ意味ないでしょ?」と、さとったような事を思ってたのですが「そうじゃない」ってことに気づかせてくれたのがこの車です。 

MAZDA車が真にキッズデザイン賞に輝くのは、子どもが乗り心地に楽しみを見いだし、移りゆく景色を親子で楽しみ、「パパの車カッコいい」「運転しているパパカッコいい」と感じた時ではないかな?と思います。

そういう本来の車の楽しみというか、視点を思い出せてくれるところにも、キッズデザインの意味があるのかなー?なんて思ったり。

我が子もそうなるように、ぼくも感性の教育をしなければ。と思う今日このごろです。

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