先日フランス映画の記事を書いたのでその続きで「アメリ」の話。
2001年くらいの映画ですよねー。
もう10年以上前なのか。
でも、何度でも観たくなってしまうのですよ。
小洒落た雰囲気と軽快なテンポのあるお話で凄く観てて楽しいんですよね。
子どもの頃の体験から、自分には精神的なハンデがあると思い込んでいる妄想好きの女の子アメリが、その妄想を使って皆を幸せにするいたずらをするんですよね。そんな日々の活動の中で気になる男性ができてしまう。
でも、自分に自信が持てないせいで、他の人の人生の幸せには積極的におせっかいを焼きながら自分のことは奥手なアメリ。
アメリは自分のことも幸せにできるでしょうか?
みたいな話なのですが、ぼくこの映画で凄く好きな部分が「色」なんですよ。
全体的に黄色味を帯びた世界に緑と赤の補色対比の服を着て、世界から浮いてしまっているようなアメリ。という配色。
凄くアートな印象なんですよね。
ところで、最近この配色が気になって凄く気に入り、何度も観ている映画があるんですよね。
つみきのいえって映画。
この映画も、黄色を基調とした水没していく街で赤と緑の配色のおじいさんが頑に引っ越さずにくらしてるんですよ。
やっぱ黄色人種の日本人にとって「黄色」の世界ってのはなんかひっかかるところがあるんでしょうかね。日本の文化のいろんなところで下敷きになってる中国の文化では黄色は高貴な色ですし、太陽の色で稲穂の色で、きっと黄色はなにかあるんでしょう。
だからナウシカも金色の野に降り立つのかな?
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