2012年7月31日火曜日

厚労省の年金試算の「モデル世帯」について考えた。

よくよく考えると、言葉の使い方がホント上手いな、と思わされるわけです。
厚労省が年金の計算する時に言う「モデル世帯」。

20歳で就職して
20歳で同級生で結婚して
旦那は60歳まで働いて平均月収は36万
その間奥さんはずっと専業主婦


「そんな世帯ねえよ!!」と突っ込みたくなりますが「モデル」世帯なんですよ。
「標準」世帯ではなく。

「グラビアモデル」というと、見目麗しいうら若き乙女を想像しますが
「グラビア標準」と言われると、何も期待しません。

「モデルルーム」というと、最新鋭の家具家電を揃えた北欧モダンの家を想像しますが
「標準ルーム」と言われると、サザエさんやちびまる子ちゃんの家を想像します。
野原家でも可。

つまり、厚労省が理想的な日本国民とするのは
20歳までの学生生活で同級生の恋人を見つけ
高卒(か短大・専門卒)で給料の良いところへ就職し
学生の頃からの恋人同士で結婚し
(多分女の子は就職せずに花嫁修業なんだろうな)
定年まで右肩上がりで給料があがるようなそんな人生なんだろうな。

そんな国で上手いこと生きていくために、なるほどなーと最近思った記事があったのでリンク貼っときます。

がんばっていきましょう!!

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