2012年3月23日金曜日

今春の大学生の就職内定率が80%らしい

で、就職を希望しながら決まってない学生さんが7万9千人いらっしゃるそうな。

「就職を希望しながら」と書いてあるってことは、就職をあきらめちゃった人はこの数字にカウントされてないんだろうから、実際に大学を卒業するけど就職が決まって無い人はもっと増えるんだろうな、と予想されるんですよね。

で、統計を取り始めてから過去2番目の低水準ということで、統計がどんな感じか調べてみるとこんな感じで出てきた

だいたい毎年10%弱の学生さんが就職していない。
なので毎年数万人単位でニート、フリーターになるしかない方が増えてってるってことですね。

算数苦手なんで、仮に毎年7万人ずつ増えたとしたら10年で70万人ですよね。
これって結構大変なことだと思うんです。

1月に岡田副総理が、国家公務員の定数を削減すると言われていましたが、実際は新規採用の人数を減らすことのようで、それってつまり学生さんの就職先を減らすってことですよね。

国の赤字をなんとかするために、今の学生さんに将来わたるはずだった給料が使われるってのは、ホントになんとかならんもんだろうかと思うんです。定年退職の年齢が引き上がるってのも、引き上がって退職者が減った分を新入社員減らして補填するならやっぱ学生さんのもらうはずだった給料が取り上げられる格好ですし。

自分が学生の頃は「生まれてくるタイミングがちょっと悪かったかもな」なんてあきらめるんですが、あと20年したら子どもが直面する問題ですからね。
そう思うとなんとかならんもんだろうかとホント思う。

お上がなんとかしてくれるのを待つ時代はもう終わったんだろうな、と感じるので子どもにはこんな生活を送れるようなスキルを身につけさせてやっといた方が良いんじゃなかろうか?なんてことも思ったりする。

20年も先になったら案外当たり前になってたりして。

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